皆さん、こんにちは。
今年も残りわずかとなりました。
気温も少しずつ下がり、
やっと冬らしい寒さがやってきましたね。
さて今日は「施設」について
少し触れてみたいと思います。
「最後は施設に入った方が周りに
迷惑をかけずにすむ」
「家族に迷惑をかけたくないから」
医療現場で長く働いていると、
そんな言葉をよく耳にします。
でも、本当は・・・
施設に入りたい人なんてほとんどいないでしょう。
施設に入れたいなんて思っていないでしょう。
きっと多くの方が願っているのは
・住み慣れた我が家で
・家族の気配を感じながら
・できるだけ病院や施設のペースではなく
自分のペースで過ごしたい、
過ごさせてあげたい
ただ、その想いを支える仕組みが
今の介護保険制度には足りていません。
介護保険だけでは、足りない現実の生活
訪問介護や訪問看護、とても大切な制度です。
でも、現実的な問題としては
・決められた時間、内容しか頼めない
・融通がきかない
・生活の中でのちょっとしたに対応できない
・家族が介護保険外の部分を請け負う事によって
疲弊がおきてしまう。
・介護離職
結果として家族が
「もう限界だから施設入所」
という選択をせざるを得なくなることの方が
多いと思います。
なので「施設に入る」という選択は、
本当に本人や家族が選んだ結果なのかと
見ていて私は感じます。
多くの場合はきっと
頼れる仕組みがなかっただけなのではないでしょうか。
・退院後の生活が不安
・介護保険では時間も内容も足りない
・家族が仕事や生活を犠牲にすることに限界を感じる
そうして少しずつ追い詰められ
「もう無理だから施設へ」という選択にたどり着く。
けれど本当は
「自宅で過ごしたい」
「自宅で過ごしたいという
親の想いをくみ取ってあげたい」
その気持ちが消えたわけではないと思います。
在宅で過ごすという選択を
“我慢”や“家族の犠牲”の上に
成り立たせたくはありません。
医療の知識をもつ看護師が
介護保険制度では
埋めきることのできない生活そのものに
入ることが出来たら、
自宅での暮らしはもっと、
現実的な選択肢になると私は信じています。
もっと、
在宅で過ごすことが当たり前の社会になることを
願っています!(^^)!