みなさん、こんにちは。
今日は敬老の日
「敬老の日」は人生の先輩を敬い、
その知識や経験を伝えてもらおうと
兵庫県のとある村で
敬老会を開いたことがきっかけで
作られたそう。
面白いですね✨
さて
今日は高齢者の方が
病院や施設ではなく、
住み慣れた自宅で
家族と過ごす時間を大切にしたい・・・
そんな想いを叶えるために
医療や介護のサービスは
日々充実してきました。
けれど、
実際にご家族と一緒に過ごしてみると
制度の支援だけでは埋まらない
「暮らしの中のすき間」
が浮かび上がってくるのです。
「暮らしのすき間」ってなに??
例えばこんな場面を
イメージしてみて下さい。
・介護保険のヘルパーさんにお願いできるのは
ご本人の食事や掃除だけ。
でも
「家族の夕食を一緒に作って欲しい」というのは
対象外
・通院の送迎は
タクシーや家族が担うけれど、
病院の中で一緒に説明を聞き、
メモを残してほしいとかの希望は
対象外
・入浴介助は決められた時間だけ。
でも
「今日は少し体調がいいから
ゆっくり湯船に浸かりたい」という気持ちは
反映されにくい。
・介護士さんは
体調の変化を感じても医療行為はできない。
看護師は医療のプロではあるけれど、
日常の細かなお手伝いへ保険外
等々、こういったものが
私たちのいう
「暮らしのすき間」なのです。
では、このすき間が埋まらないと
どうなるのか??
きっと、
ご本人は
家族に負担をかけてしまうからと我慢。
ご家族は
「頼まれることが多すぎて負担に感じる」
結果として
在宅療養を続けることが難しくなり、
望んでいなかった施設入所へと
繋がってしまうケースもあります。
私たちが目指す役割は
・看護師としての経験を活かし、
医療と生活の両面に目を配る
・制度ではできない「ちょっと困った」に対応
それは
日常の延長線上にある安心を形にすることです。
在宅療養を選んだご本人や
ご家族の気持ちはみんな、シンプルです。
「自宅で、自分らしく過ごしたい」
「自宅で家族に囲まれて過ごしたい」
私たちは
その願いを現実にしていくために
「暮らしのすき間」を
丁寧に埋めていきます✨