ときどき入院、ほぼ在宅

みなさん、こんにちは。

早いものでもう7月も最終週となりましたね。

年々、時の流れが加速しているのは私だけでしょうか??

そんな中、最近あらためて心に残った言葉をご紹介しますね。

それは──

「ときどき入院、ほぼ在宅」

この言葉、ご存じでしょうか?

出来るだけ住み慣れた自宅で過ごし、必要な時だけ病院を利用するという考え方です。

私はこの言葉がとても好きです。

生活のペースを大切にして、無理をしない。

その人らしさを尊重する、優しい響きがあります。

これまで多くの患者さんと接してきましたが、自ら「施設に入りたい」と希望される方は少数派。

本音では、「自宅で過ごしたい」と願っておられる方は多いのです。

そして、その思いは家族にも伝わっています。

「できる事なら、一緒にいたい」

そんな想いを抱えて、ぎりぎりまで悩み続けるご家族も少なくありません。

どこで過ごすかは、お一人お一人違って当然。

その為に、早い目に想いを共有しておくことも必要なのです。

「ときどき入院、ほぼ在宅」

という過ごし方は

家族のかたちやその人らしい時間を支える選択肢なのではないでしょうか。

この言葉を知って、

「わたしもそんな風にすごしたい」と思った方もいるかもしれません。

ぜひ、ご家族や周りの方とも話してみて下さい。

「住み慣れた場所で、自分らしく」

その願いを叶えるためなら

つばめさんちはいつでも飛んでいきますね。