皆さん、こんにちは。
すっかり秋も深まり、
あの暑かった夏はどこへ行ったのやらです。
でも、もうすぐ11月だというのに
まだ暑いですよね。
さて今日は
在宅生活を支えていると
「介護保険対象外」の事が
意外と多くて戸惑っておられる方が
多いと感じます。
そんな、
介護保険で「できる事」「できない事」について
少し整理してみたいと思います。
〇介護保険でできる事
介護保険とは
「日常生活を送るために必要最小限な支援」と
教科書には書かれています。
これは
生活の自立支援的な事を述べています。
こんな支援が対象になるんです。
・食事・排泄・入浴などの身体的な介護
・掃除・洗濯・調理・買い物などの生活援助
・通院時の送迎
・お薬の管理や健康チェック
・福祉用具のレンタルや家の改修一部補助
他にもありますが
大枠はこうです。
これは介護認定を受けた方に対して、
ケアマネさんが作成したプランに基づいて
提供されます。
そして、
ここに大きな落とし穴があると感じています。
この介護保険で行われる
掃除、洗濯、その他諸々は
利用者本人の者だけだという事。
共用部分は対象外
同居されている高齢者のものは対象外です。
〇介護保険でできない事
一方で介護保険対象外となるものは
・同居家族の洗濯・買い物・食事作り
・庭の掃除・窓ふき
・外出・買い物同行
・ケアプラン外のちょっとした事
何となくイメージつきますか?
同居されている家族は対象外です。
介護保険は
とても大切な仕組みではあるのですが
万能ではないという事。
この足りない部分を誰が、どう支えるか・・・
考えていかなければなりません。