介護士と看護師の違いについて

みなさん、こんにちは。

鈴虫がとってもいい声で鳴いています。

秋ですね🍂

 

さて今日は

在宅での介護や看護を考える時

よく質問頂くことが

「介護士」と「看護師」とは

何が違うのということです。

 

名前がよく似ていますが

業務内容には大きな違いがあります。

 

介護保険での介護士の役割

介護士さんは

介護保険での生活サービスを中心に

提供してくれます。

 

主な役割として

 

生活のサポート

 食事・入浴・排泄・着替え・移動などの

 日常生活を支えるケア

家事のサポート

 掃除・洗濯・調理・買い物

(ここで気をつけなければならないのが

 家事サポートについては

 利用者本人の生活に必要な範囲のもの

 

介護保険での看護師の役割

看護師は

医師の指示の下で

「医療的なケア」を担います。

 

主な役割として

 

・血圧・脈拍・体温などの体調チェック

・薬の管理・服薬指導

・床ずれの予防・処置

・医療処置(点滴・カテーテルの管理等)

 

医療処置を中心とした役割を担います。

 

介護士も看護師も

介護保険内でそれぞれの役割を提供しますが

介護保険の限界もあり、

次のような制約があります。

 

・医療行為は

 介護士さんにはできない

・日常生活援助は

 看護師には提供できない

・それぞれの介護度によって

 介護保険でできる時間や回数には限界がある

・家族の家事・ペットの世話・外出等への付き添いは

 対象外

・急な対応や長時間の支援は難しい

 

「介護士」と「看護師」

名前はよく似ていますが

役割がこのように違うんです。