みなさん、こんにちは。
今月に入ってからの
神戸市の気温、
日中の暑さは変わりませんが
朝・夕はすっかり秋を感じる涼しい風が吹き
過ごしやすくなりました。
さて今日は
「保険外サービス」ってなに?
介護保険との違いについて
お話していきたいと思います。
在宅での生活を続けるうえで
「介護保険サービス」は多くの方が利用される
身近な制度です。
一方で
最近耳にする「保険外サービス」
これって一体なに?
不思議に思っておられる方も
多いのでは・・・
介護保険サービスとは?
介護保険は40才以上の方が加入する
公的な保険制度です。
40才を超えるとお給料から
介護保険料が天引きされます。
要支援・要介護認定を受ける条件は
色々と細かくありますが
難しい話は置いといて、
介護保険を利用し始めると
訪問介護やデイサービス、訪問看護等
決められた範囲のサービスを1~3割負担で
利用が可能です。
ただし、
介護保険サービスには
「できる事」「できない事」が
きちんと決められいるんです。
例えば・・・
・買い物や調理は利用者本人のものだけ
・同居している家族空間の掃除や洗濯は対象外
・外出の付き添いは原則不可
など「介護保険内」でしか利用ができません。
そして、介護度にもよって
利用時間・利用回数等は人それぞれです。
介護保険外サービスとは?
保険外サービスは
その名の通り介護保険ではカバーできない部分を
補うサービスです。
利用するには
全額自己負担となりますが
その分自由度が高く、
利用者や家族の
本当に必要なことに応えられるという事が
大きな特徴です。
例えば・・・
・家族分の食事も一緒に作って欲しい
・一緒に買い物や外出に付き添って欲しい
・介護保険の支給時間では足りないから
もう少し長くサポートして欲しい
・病院受診同行して医師の話を一緒に
聞いて欲しい
こうした「介護保険では難しい依頼」ができるのが
保険外サービスの特徴です。
介護保険サービスは
経済的に負担が少なく、
基本的な生活支援を受けられる制度として
とても大切です。
一方で
実際の生活では
「介護保険ではできないけれど
手を貸してほしい」ことが
たくさんあります。
そして、
そういった場面に私は何度も立ち会ってきました。
だからこそ
介護保険+保険外サービスを
うまく組み合わせることが
安心してお家で生活するポイントになります。
制度の枠にとらわれずに
自宅での暮らしを支える選択肢として
ぜひ知っておいてくださいね✨