みなさん、こんにちは。
昨夜の空、
お月様がとってもきれいでした。
大人になると
あまり空を見ないかもしれませんが
下向いてパソコン、スマホばかりではなく
たまには上、
空を見て下さい(^^)/
ふっと優しい気持ちになりますよ✨
さて今日は私の考える
住み慣れた自宅で過ごすことの価値について
少しお話していきたいと思います。
近年、
介護や医療の現場では
「施設入所」が1つの選択肢として
増えてきました。
高齢化が進み、
施設建設も各地で行われています。
自宅のご近所を
見渡すだけでも
高齢者施設の増加を肌で感じてしまいます。
その一方で
「できるだけ住み慣れた自宅で過ごしたい」と願う方や
ご家族の方も少なくはありません。
きっと、
口には出しませんが
多くの方は住み慣れた自宅で過ごしたい・・・
そう思っています。
そこで
在宅で過ごすことの価値って
どういったものなのでしょう。
1、住み慣れた環境で生活する安心感
長年生活した自宅には、
想い出や習慣、
そして住んでいた人の想いが染み込んでいます。
玄関の匂いや窓からの景色、
慣れ親しんだ家具や生活動線。
皆さんも
自宅に帰るとホッとしませんか。
また、
そこで集う家族の姿
とても心を落ち着けますね。
2,家族との距離感
施設に入ると
「親に会うために施設に行く」という形に
なってしまいます。
病院に会いに行く、
施設に会いに行くために
病院や施設の都合に合わせるのではなく
自宅だと
親の状況や気持ちに合わせて
会いに行くことが出来る。
会いたいときに、
会う事が出来るって
お互いに素敵だと想いませんか。
3,自分らしい生活ができる
自分らしいって何?
入院、施設入所だとどうしても
自分の都合で生活することは
難しい、気を使ってしまう。
長年、現場勤務してきた私ですが
患者さんお一人お一人の希望に沿う事は
現実問題として非常に厳しい。
でも、
これが自宅であれば
生活のリズムやこだわりを
尊重することが出来ます。
例えば
「毎朝、コーヒーが飲みたい」とか
「お気に入りのコップで飲みたい」とか
生活の中での
細かな部分に寄り添う事が出来ます。
日常生活の中での
些細なことは自宅で生活するうえで
気持ちを豊かにし、
小さな幸せに繋がっていくのだと
信じています。
施設に入ることが
不幸だという事を
話しているのではありません。
ただ、
“仕方なく施設”ではなく、
“自宅で暮らす”という選択肢があることを
知って頂きたいと思います。
この続きは
次回へ続きます✨