みなさん、こんにちは。
いかがお過ごしですか?
今日は一人時間ができたので
溜まっていた雑用を一気に片付け、
机の上もすっきりです。
さて今日は
在宅で過ごされている方からよく聞くお声
「誰に頼めばいいのか、
どこに行けばいいのか分からない」です。
ご家族の療養を支えられている方から
本当によく聞くのはこれです。
医療と介護の区別がややこしいですよね。
さらに
介護保険ってもっとややこしいんです。
それは
在宅医療と在宅介護には役割の違いがあり、
その間に“すき間”が存在するからです。
ー在宅医療の役割とはー
在宅医療は医師や看護師が自宅を訪問し、
医療的なサポートを行います。
・往診による診察
・薬の処方
・在宅酸素や点滴の管理
・症状コントロール(症状に応じた医療)
つまりは病気を診るが中心。
ー在宅介護の役割とはー
在宅介護は生活を支えるサポートです。
・食事や排せつ、入浴介助
・掃除や洗濯などの生活援助
・デイサービスの送迎
こちらは生活援助が中心。
「医療」と「介護」のすき間にある現実
問題はこの“すき間”です。
例えば・・・
・点滴やカテーテルの扱いの不安があるけれど
介護職の方は専門外
・医師に相談するほどのものではないけれど
体調が気になる
・家族が処置をしなければならないけれど
正しくできているのか不安
こうした場面は
多くのご家庭の中で実際に起こっています。
ここで役立つのが
訪問看護や介護保険外の看護師です。
看護師だからこそできる事は
・医療と生活の両方を視野に入れた支援
・急変時の対応や判断のサポート
・家族の不安を受け止め、
必要に応じて医師や介護職につなぐ事
つまりは
医療と介護の橋渡し役的な存在です。
在宅医療と在宅介護は
それぞれ大切な役割を担っています。
けれど、
その間にある“すき間”を埋める存在がいなければ
ご家族は不安を抱えながら
過ごす事になります。
医療と介護の間を支える
それが看護師の役割です。