真面目な人ほど介護を一人で抱え込んでしまうんです!

みなさん、こんにちは。

今日は久しぶりに大阪に行ってきましたが

すっごい人でした。

 

そういえば

もうすぐ万博が終わりますもんね。

その影響でしょうか(笑)

 

今日は

私がこの仕事をしていて感じる事をお話していきます。

 

在宅における介護・看護

それは

真面目で責任感の強い人ほど

1人で抱え込んでしまっているという事。

 

「私がやらなきゃ」と抱え込んでいる気持ち

 

・親の事だから自分がやらないと

・長女だから、長男だから私がやらないと

・兄弟に相談するのが申し訳ない

・私さえ我慢していればいいんだから

・家族の事を人に任せるなんて申し訳ない

・周囲の人に迷惑をかけてはいけない

 

多くの方が

お話されるのはこういったことです。

 

そして、

全て自分で背負い込んでいる人が少なくありません。

 

でもね、

その責任感の強さが

自分自身の心身の負担を重くしてしまっているのです。

 

まずはその事に

気づいて欲しいと思います。

 

実はこうやってブログを綴っている

自分自身でさえも

この気持ち、よく分かるんです。

人に甘えられない、頼れない・・・

 

でも頼っていいんです!

 

抱え込みの先に

あるものってなんだか分かりますか?

 

介護を一人で背負い続けると・・・

 

・体調を崩してしまう

・気持ちがなんとなく沈んでしまう

・介護そのものを続けるのがしんどくなってしまう

 

そんなリスクが生じてきちゃうのです。

結局は

ご本人にとってもご家族にとっても

良い結果にはならないんです。

 

 

プロに頼ることは

「甘え」ではありません。

 

介護保険サービスや訪問看護、

さらには介護保険外支援も含めて

プロに頼ることは甘えではなく、

必要なことです!

 

介護は

「家族の愛情」だけでできるものではありません。

 

雑誌や物語では

美談として語られる傾向にありますが

決して美談にできるものではありません。

 

だから、プロの手を借りることが自然であり、

自分自身の安心につながるのではと感じます。

 

真面目な人ほど兄弟や家族に相談できずに

一人で抱え込みがち。

 

でも、本当に大切なのは

「一人で頑張ること」ではなく

色々なサポートを使いながら

介護を続けられる形を作ることです。

 

もし「私がやらなきゃ」と思っている方がおられたら

勇気を出して

兄弟、家族、周りの誰かに頼ってみましょう。

 

介護・看護は一人で抱え込むものではありません。

誰かと一緒にするものです。