誰と、どこで過ごしたいですか?

みなさん、こんにちは。

いかがおすごしですか?

 

今日のテーマは

「誰と、どこで、どう過ごしたいか?」です。

 

きっと皆さん、

口には出さないけれど

考えたことあるのではないですか。

 

そして、年齢を重ねるにつれ

この問いが

とても大切だと実感する場面が増えてきました。

 

元気な時から

家族でこのような親の想いを話し合えているご家族は

いざ介護が始まる時や

大きな決断をしなければならない時、

迷いが生じにくいとみていて感じます。

 

でも

多くの場合はこういったケースは少なくて、

本人の希望よりも

家族の都合が優先されてしまうのが現実です。

 

家族の生活や介護の負担を考えると

やむを得ず施設への入所を選ぶことも

少なくありません。

 

しかし、

これを健康な時から家族で共有していた場合は

結果は変わってきます。

 

本人の想いをくみ取りながら、

より納得感のある選択ができるからです。

 

そして、

この選択は「残されるご家族の心」にも将来的に

大きな影響を与えます。

 

先日、

私はある一人の女性と出会いました。

そして、この方のお話がとても心に残っています。

 

その方は10年前にお父様を亡くされました。

医師から

「最期の退院になるだろう」と話された時

自宅に連れて帰りたいと思ったそうですが

家族の反対もあり、

それは叶えることが出来ませんでした。

 

「最期は自宅で一緒に過ごしたかった」という想いを

今も持ち続けているそうです。

 

そして、それは

今も後悔として心に残っていると話して下さいました。

あの時、家で過ごせていたらどうなっていたのだろうと

ふと考える瞬間があるんだそうです。

 

 

ご家族もご本人も後悔のない時間を過ごしてほしい。

 

 

最期「誰と」「どこで」「どのように過ごすのか」は

元気な時から

日常会話の中で共有しておくことって

とても大切な事だと思います。

 

その想い、ご家族と共有されていますか?